現在表示しているのは、次のバージョン向けのドキュメントです。Kubernetesバージョン: v1.21

Kubernetes v1.21 のドキュメントは積極的にメンテナンスされていません。現在表示されているバージョンはスナップショットです。最新のドキュメントはこちらです: 最新バージョン

Kubeadm

kubeadmは、kubeadm initkubeadm joinなどのコマンドを提供するツールで、Kubernetesクラスターを構築する上でのベストプラクティスを反映した「近道」を提供するものとして開発されました。

kubeadmは実用最小限のクラスターをセットアップするための処理を実行します。設計上、kubeadmはブートストラップのみを行い、マシンのプロビジョニングは行いません。同様に、Kubernetesダッシュボード、モニタリングソリューション、クラウド向けのアドオンなど、あれば便利でもなくても支障のない各種アドオンのインストールも範囲外です。

その代わりに、高度な特定用途向けのツールはkubeadmをベースに構築されることが期待されています。理想的には、すべてのデプロイのベースとしてkubeadmを使用することで、適合テストに通るクラスターを簡単に作れるようになります。

インストール方法

kubeadmをインストールするには、インストールガイドを参照してください。

次の項目

  • kubeadm initを使用して、Kubernetesのコントロールプレーンノードをブートストラップする
  • kubeadm joinを使用して、Kubernetesのワーカーノードをブートストラップし、クラスターに参加させる
  • kubeadm upgradeで、Kubernetesクラスターを新しいバージョンにアップグレードする
  • kubeadm configを使用して、kubeadm v1.7.x以前で初期化されたクラスターを、kubeadm upgradeを利用できるように設定する
  • kubeadm tokenで、kubeadm joinのためのトークンを管理する
  • kubeadm resetを使用して、kubeadm initまたはkubeadm joinでホストに行われた変更を元に戻す
  • kubeadm versionで、kubeadmのバージョンを表示する
  • kubeadm alphaで、コミュニティからのフィードバックを集めるために有効にされた各種機能を試用する